脳育セミナー&職員研修開催報告

こんにちは。リズムジカの山本です。

8月24日(日)、リズムジカ主催の「子どもを輝く未来に導く脳育セミナー」を開催しました。
この研修を開催するにあたり、和歌山市様・和歌山市教育委員会様のご後援をはじめ、多くの皆さまにご協力いただきました。
誠にありがとうございました。

 当日は、リズムジカをご利用のお子様や保護者の方、また教育関係者の方、一般応募の方など、お子様を合わせると総勢120名の方にご参加いただきました。

講師は、運動指導歴20年の鈴木一生先生。脳の仕組みや発達に関する専門的な内容を、実践を交えながらわかりやすくお話いただきました。

 午後からは、リズムジカの支援員6名を対象とした研修も実施しました。脳の各部位の役割や右脳と左脳の違い、原子反射のチェック方法や統合エクササイズなど、実践も交えた充実した学びとなりました。

 日々の療育の中で、「お子様がどんなところで困っているのか?」「なぜそうなるのか?」「どう言ったアプローチをすれば良くなっていくのか?」など常に調べたり、話し合ったり、考えたりと試行錯誤していますが、今回の鈴木先生のお話を聞いて、まだまだ発達や脳について、知らないことや、新たな発見があることを、実感しました。

 また、特に印象に残ったのは、「脳の発達は正しい刺激と栄養により変えることができる」ということや、「左右の脳のバランスを整えることが大事で、弱いところに刺激を与える」という考え方です。発達を勉強していると、「前頭葉を刺激すると良い」「こんな困り感のお子様にはこんな運動をすると良い」などの大まかな情報はよく耳にするのですが、鈴木先生のお話はエビデンスに基づいた、具体的な情報で、本当に参考になりました。

 私たちは誰しも一人ひとり左右の脳に優位性があること、左脳と右脳の具体的な働きや、左右の脳のバランスを整えるのが大事なこと、またグループワークで実際にエクササイズの仕方も教えていただき、是非とも今後の療育にも取り入れて、一人でも多くのお子様へのより良いサポートにつなげていきたいなと感じました。

 それと同時に、私たちリズムジカでの療育での内容が、やはり脳の発達に良い影響を与えているのだという根拠を知ることができ、自信にもつながりました。

リズムジカのリズム運動では、リズムに合わせてジャンプをする、「スポーツリズムトレーニング」を取り入れています。また、音楽に合わせて動く「リトミック」や、歌に合わせて発語を促す「発語リズム」など、音楽やリズムに特化した療育を行っています。

 リズムに合わせて動くこと、音に合わせて動いたり止まったりすることは、脳の「大脳基底核」と言う部分を刺激し、リズムに合わせる経験が、社会的に周りにも合わせる力を育て、結果的にコミュニケーションスキルが上がったり、感情を言葉で表す助けになるそうです。日々行っている活動が、まさに脳の発達を支えるものであると実感しました。

 今回の研修会で学んだことを活かし、支援員同士で意見を交わしながら、療育プログラムをさらに工夫していきたいと思います。 また、根拠に基づいた支援を大切にし、フィードバックで保護者様にも、なぜこのような活動をしているのかをしっかりとお伝えすることで、見通しを持っていただいたり、子育てへの不安感を、少しでも減らしていければ良いなと感じました。

 また、自分たちの現在の療育に満足せず、常により良い支援を提供できるように、支援員みんなで話し合いながら、スキルアップに努め、リズムジカに来ていただいているお子様や保護者様に、より満足していただけるような支援につなげていきたいと思います。