和歌山市発達支援|お子様の連休明けの行き渋り対策にはこれ!

連休明けの行き渋りに対策!

1学期が終わり、いよいよ、夏休みに突入しましたね。

新しいクラスの環境に慣れたところにやってくる、長い夏休み。

今回は、リズムジカスタッフの山本が、経験談を元に連休明けに行き渋りが予想されるお子様に事前に大人がやってあげられることをまとめてみました。

【行き渋り対策~環境調整編~】

①    寝る前のスキンシップを多くとる

寝る前のスキンシップは、子どもの情緒を安定させます。夏休みにしたことを、一緒に「○○して楽しかったねー」など、振り返って話しながら、ハグしたり、マッサージしたりして、スキンシップを普段より多めにするのがおすすめです。「大好き!」をお子様にたくさん伝えましょう。

②    とにかく褒める

登園・登校渋りをするお子様の多くが自信をなくしています。褒めることで自己肯定感をアップさせましょう。気持ちがお疲れ気味のお子様には、CANよりDOの声掛けの方がおすすめです。CAN=「○○できているね」、DO=「○○しているね」です。

「○○してるね!」と実況中継の声掛けをすることで、「肯定されている」と感じられる効果が期待されます。特に、朝「○○して!」と指示を出す前に、褒める言葉掛けをワンクッション入れる事で、その後の声掛けも脳に届きやすくなりますし、大人自身の声掛けも、柔らかくなります。

③    お守りづくりをする

「しんどくなったり、イライラ虫がきたら、これを握りしめてね」と、お守りを作っておくのも良いですよ。好きなキャラクターのキーホルダーや、ハンカチ、絵、など、何でも大丈夫です。気持ちが落ち着くアイテムがある子は、いつでも手に取れるよう、用意してあげると良いと思います。。

  

④ 朝の指示出しはスケジュールボードにお任せ!   

朝から指示出しばかりしていると、親子でギスギスしちゃいますよね。でも登校時間はどんどん迫ってくる…

そんな時はホワイトボードで簡単に作れるお仕度ボードがおすすめですよ。終わった項目は自分でめくって、ちょっとしたゲーム感覚でお仕度できますし、何度も視覚で確認できるのが良いですよね。大人が「○○しなさい!」とイライラ言葉で指示することを減らし、褒める事に専念できて、親子で朝のストレス激減します。登校前は少しでも良い精神状態で学校へ行ってほしいですよね(^^)

⑤    運動めちゃ大事。

リズムジカのリズム運動は、幸せホルモン爆上げします(^^)

不安が強い時って、「失敗したら嫌やな…」と言う気持ちが出やすく、運動自体にチャレンジしにくいですよね。お家の方も「園・学校で頑張ってるし、これ以上無理させたくない」と言う気持ちにもなりますよね。ですが、運動することは、メンタルにも良い影響を与えるんです。

リズムジカのリズム運動で取り入れている「スポーツリズムトレーニング」は、特に正解や勝ち負けが無く、音楽(ビート)に合わせてジャンプし、運動に苦手意識のあるお子様でもチャレンジしやすくて、とっても楽しい!ジャンプしている間に、セロトニン(幸せホルモン)が分泌され、運動量も簡単にアップ!メンタルにも良いし、脳(前頭前野)も活性化されるので、発達凸凹を抱えているお子様や、行き渋りのあるお子様には、本当に持ってこいのスポーツなのです。

大人がサポートしてあげられることの原則は、子どもの情緒を安定させ、自己肯定感や自信を高めることです。あとは、生活リズムを整えてあげること、朝、カーテンを開けて、日光に当たること、朝ご飯を食べて血糖値を上げることも、脳や体のリズムを取り戻すことに重要です。

対策していても行き渋りが酷かった場合は、「無理せず休んでもいいか!」とくらいの気持ちで構えてあげてくださいね。勇気のいることですが、無理に「学校楽しいよ」などの声掛けばかりをしてしまうと、お子様は自分の気持ちを受け入れてもらえなかったと感じてしまうため、心に寄り添って安心させてあげることも大事です。「園や学校にいかせること」よりも、本人が自信を取り戻すことが大事ですよね。

そして、無理せず、大人も色んな人に頼ってください。

勿論リズムジカでも、お気軽にご相談ください。子どもたちやお家の方にとって、家や学校以外の、もうひとつの居場所となりますよう、サポートさせていただきたいと思っています。